生活必需品に関わる製造・流通・小売業界の業務継続計画

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この文書は、食品と基本的な生活必需品の製造・流通・小売りに関わる業界のために、業務を継続させるための計画を提供します。世界規模の銀行と金融システムのリセットを伴う、私たちが「イベント」と呼ぶ移行時期では、しばらくは先行きが不透明になります。その中でも、企業の従業員がなるべく通常通りに業務を行えるように、分かりやすい意思形成のひな形を示したいと思います。

食品と基本必需品の小売り・流通チェインの中で、積極的に行動し、影響を受けた全員にどうにかして連絡したい人は、製造者から末端の消費者までに関わらず、やり方はいくつかあります。このページのリンクを電子メールで送るか、紙に印刷して配りましょう。印刷された文書を封筒に入れて匿名のままで商店の郵便受けに入れたり、地元の小売店の事務所のドア下にこっそり置いたりすればいいでしょう。または、リーダーに報告する時の心構えに書かれた指示に従って、個人的に手渡すことも出来ます。

文書の全容を慎重に読んでおくことは極めて重要です。すべてをちゃんと理解できたと確信したら、同僚または上司・部下に渡して下さい。企業内で決定権を持つ人に対しては、 「企業幹部への公開書簡」も合わせて渡して下さい。

生活必需品に関わる製造・流通・小売業界の業務継続計画

この文書をお受け取りになったのであれば、全世界の銀行システムが強制的にリセットされたか、まもなくされる状態にあることを意味します。銀行システムに関わったすべての腐敗と犯罪者を取り除き、代わりに全人類に公平なシステムを取り入れるためです。この瞬間のために、世界中の人々は何年間もかけて準備してきました。それが遂行されると、私たちはいまよりずっと幸せな世界を迎えることになります。

より多くの詳細は、地域社会のリーダーへの状況説明の中に見つかります。以下はその摘要です。

「最長二週間にわたって、今流通している通貨以外の現金が手に入らなくなります。銀行システムは閉鎖されますが、この計画を合法的に実行している機関の予定では、すべてが順調に運んだ場合でも三日から五日間を要します。ただし、あまりにも多くの変動要素があるため、現時点ではこの切り替えにかかる正確な日数は予測できません。この現金の不足が、世界中の至る所において、人々に様々な不便を引き起こすことは明白です。通常の方法では銀行にあるお金を入手できないことに対して、パニックになる人もいるでしょう。」

それは一夜にして起きるはずです。そのため、その日の最初の数時間において、対処しておくべきことや、可能ならあらかじめ準備か整理しておくべきことがあります。

世界中の銀行システムへのアクセスが不可能になると、すべての現金自動支払機や現金の電信取引(クレジットカードなど)は一定期間利用できなくなります。すべてがうまく行った場合でも数日はかかります。それでも最長二週間まで延びる可能性はあります。リセットですべてが順調にいった場合、それ以上かかることはないでしょう。

このような事情があるため、この「予期しない」不測の事態に備えて、意識を柔軟にして助け合う必要があります。状況に速やかに合わせて、社会秩序を保ち、必要とする人々を優先し、全員に注意が払われるようにしなければなりません。そして、それからの日々に必要な社会インフラの維持にも緊急な対応が要求されます。今日、何かがダメになると、明日にはもう利用できないのです。

そのため、自分の義務を守って、移行時の状況が安定するまでは、日常的に行っていたことをなるべく通常通りにしておくことが極めて重要です。

理想的なのは、自分が管理もしくは責任を担う商業的業務活動が運用状態のままに確保されることです。それを実現するためにも、同僚や顧客との間の情報をなるべく率直で透明にしてはっきりさせることが非常に重要になります。

これを考慮した上で、このシナリオのために特別に考案した業務継続計画の概略を示し、参考にして頂きたいと思います。

セクションA
1. 現金を持っている人は通常の買い物ができるようにします。
2. 現金を持っていない人のために、レジまたは端末ごとにコピー機を最低一台用意します。可能なら、端末数を増やします。

コピー機は次のもののコピーを取るために使われます。 1) 購入者個人を特定できる身分証明書 2) 同じ購入者のクレジットカードまたはデビットカード 3) 領収書・レシート。 この手続きは日常の買い物のために、現金を持ち合わせていないすべての顧客に適用されます。このコピーは個人の自由意志の表明に基づかれます(セクションCを参照)。これは、銀行システムが復旧した後、その金額をいつでも購入者の銀行口座から引き出せるようにするためのものです。

セクションB
入り口で、よく見える標識またはチラシで人々に、この移行期間に対応した非常手続きについて知らせてください。それによって、欲しい商品は確実に手に入ることを人々に安心させるのです。また、次のことについても言及して下さい。1) なぜこれが普段と違うのか。 2) 入店前に利用可能な支払い手段と必要な書類 (レジや支払い端末での混乱を避けるため) 3) これらの非常手段が継続される期間 4) このサイトのURLを知らせて、移行についての追加確認を得られるようにします。

セクションC::
個人の自由意志表明書として、次の様式を用いれば、殆どの国では公的に認知されるでしょう。

表面:
1. 販売者を特定する情報、証明書の発行日、発行場所。
2. この緊急時の購入条件に対する、購入者の完全な自由意志による承認を記した声明文:

購入者 [氏名 ] である私は、私個人の自由意志に基づいて、添付の書類(1:身分証明書 2:クレジットカードまたはデビットカード 3: 領収書またはレシート ) が有効であり、金融機関及び添付レシートのコピーに示された物品の販売者に対して私を表すものであることを誓約致します。

私個人の自由意志に基づき、この書面内において、銀行システムが稼働し始めたら、[ 販売者の商号 ] (以下、販売者) がこの買い物の代価を私の銀行口座から引き出すことを許可し、誓約致します。

従って、私と金融機関と、以下の署名に記される販売者との関係を直接示す証拠として、この3つの書類の原本コピーを、この販売者が保持することに同意致します。

購入者の署名: _______________________________
レジ係の署名: _______________________________
販売者代表の署名: _______________________________

販売者保管分の原本は購入者、レジ係、販売者代表がサインします。
購入者保管分のコピーは販売社代表がサインします。販売者の印章を押してあれば理想です。

裏面:
1. 購入者の身分証番号
2. 購入者のクレジットカード・デビットカードのコピー
3. 領収書/レシートのコピー

追加の注意事項:

応援に駆けつけてくれる職員や、手伝う意思を示してくれる人がいるかもしれません。彼らの身分をちゃんと確認し、その身分証のコピーを取って安全な場所に保管することをお薦めします。できれば、身分証などの正当性をマネージャーまたは管理者に確認してもらいましょう。その人の勤務先についても、ちゃんと説明を受けましょう。可能なら、教えてもらった情報の裏付と正当性を確認します。

その人への対応を確かめるのに、最も重要なのは、その人は政府のために動いているのか、それとも人々のために動いているということです。

前者の場合、対立や口論にならないように黙って対応しましょう。「安全上の理由」から営業を終わらせたり、止めたりしようとしてくるかも知れません。この場合、それが客や企業を第一に考えているのかどうかははっきりしません。さらなる許可が下りるまではその指示を受け入れましょう。ただし、入り口の外に置いた書類は必ずそのまま残るように全力で確保して下さい。そして、なるべく再開のめどを示してもらいましょう。近くにほかの小売店があるかどうか確認します。もしなければ、そしてこの店は近隣のための生活必需品を提供しているのなら、開店を維持するのが最善策でしょう。そうしなければ、あっという間に入り口を壊されて略奪されるのが目に見えます。

後者の場合、この状況をどのようにして手伝ってくれるかを確かめましょう。私たちに必要なのは、この移行期間中に社会インフラを可能な限り通常通りに稼働させることです。もしその人も同じ考えなら、頼れる本物の助っ人と考えていいでしょう。そして、その人はこの移行期間を無事に乗り切れるように助けてくれることでしょう。

翻訳: Shigeru Mabuchi / PFJ Japan Official Group

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